こんにちは、牧野肇です(^^)
少し前の話になりますが、気になる本を探しに書店を訪れた時に、羽生結弦選手に関連する本が大量に平積みされていました。
オリンピック2連覇という偉業は、やはりすごい影響力ですね!
そんな羽生選手の「すごさ」が『メンタル』に起因している事は、様々な方が取り上げているので、このブログをご覧頂いている方ならご存知かと思います。
僕自身も、彼の考え方・捉え方から非常に多くの気付きを得ています。
彼に関する記事や本を読んでいて、いつも思うのが、
「事業や仕事で結果を出すための基礎基本と非常に似ている!!」
という事です!事業とスポーツはよく似ているといわれますが、どの分野でも結果を出すための原理原則は普遍的で一貫しているということでしょう。
さて今回は、羽生選手など「道を究めた人」たちに関連する記事から、仕事で結果を出すために「これは大事だ!」と共通点を感じたものを一つ紹介させて頂きたいと思います。
道を究めた人は「自分ノート」に何を書いたか
フィギュアの羽生選手でも、サッカーの中村俊輔選手でも、野球の野村克也元監督でも、将棋のプロ棋士・藤井聡太さんも、「道を究めた人」たちは皆、「自分ノート」を幼少期から書き続けているという記事です。
活躍している世界は皆バラバラですが、ノートに書いている内容には共通しているものが、いくつかありますね。
『自分ノートの内容』
- 日々の練習での気づきや学び
- 反省や課題
- その時の気持ちや決意
- 短期・中期・長期の目標
- 指導者からの教え
これらの内容を日々書いていく事に、どんな意味や効果があるのでしょうか?
記事にもありますが、以下のような意味合いがあるようですね。
『書くことの意味』
- 思考が整理される
- 書くことで考えを深めることができる
- 書くことで記憶に深く残り、次に活かせる
- 同じ失敗を繰り返さずに済む
- 実行する前、実行した後にもよく考えるクセがつく
- そこから新しい発見(コツや気づき)を得る
- それを次に活かしてステージを上げていける
お気づきの方も多いかと思いますが、まさに『理想的なPDCAサイクル』ですね!!
「自分ノートを作る」ことで、幼少期から自然と何らかの形でPDCAを回し、着実にレベルアップして、その結果、成功している!!という事ですね。
さらにノートには常に「目標」も書いています。
目標や決意を『書く』ことでそれが「心に刻まれる」、繰り返し見ることで「モチベーションの維持にもつながる」というわけですね。
このサイクルをまわすことで「自分の夢がやがて目標になり(PDCAを回すことで)着実に近づいていき、達成!」するわけです。
やはり、成功や偉業は『偶然』ではなくて『必然』なんですね。
失敗したときにどうするか?
ノートには「負けたとき」や「失敗したとき」こそ、多くの改善点や反省点を書いているようです。
普通は負けた時や失敗した時は、落ち込んだりしてその事に向き合いたくなくて「気晴らし」という『逃避』を選択する人も多いと思います。
しかし一流の人たちは、だれもが目を背けたくなるような「失敗したとき」にこそ、それに向き合い修正しようとする心の強さと「なんとしても次に勝つための材料を見つけてやろう!」という熱意を発揮して、掲げた目標達成のために、着実にPDCAサイクルを実行し、成功に近づいていきます。
あなたも是非、「仕事における目標」、「人生における目標」達成のために、「自分ノート」を試してみてはいかがでしょうか?