株式会社Dynamic Center Core 代表 牧野肇のブログ

起業支援などを手がける株式会社Dynamic Center Core代表、牧野肇のちょっとまじめなことや日常の一部を切り取って書いていくブログです。

第1弾『著名人のスピーチから学ぶこと』~平成31年度近畿大学卒業式スピーチ【西野 亮廣】~

こんにちは。牧野肇です。

 

本日は、僕がYouTubeで見た著名人のスピーチから

学んだことを皆さんにシェアしたいと思います。

 

動画のURLは記事の一番最後に載せていますので、

興味のある方は是非見てみてください。

 

 

さて、今回ご紹介するスピーカーは、

 

西野亮廣さんです。

 

ご存じの方も多いと思いますが、

西野さんは「キングコング」というお笑いコンビの

ツッコミ役でもあり、

「えんとつ町のプぺル」という絵本作家でもあり、

「革命のファンファーレ」や「新世界」など

数々の著作家でもあります。

 

最近では「西野亮廣エンタメ研究所」

というオンラインサロンの会員数が5万6千人を突破。

2位と4万7千人の差をつけて

人気No.1のオンラインサロンとなっています。

 

そんな西野さんですが、

今回は平成31年近畿大学卒業式にて行われた

西野亮廣さんのスピーチから得た学びを、

3つのPOINTにまとめてシェアしたいと思います。

 

 

●POINT

1.知識としてではなく体験することの大切さ

2.未来は変えられないが、過去は変えることが出来る

3.恐れず挑戦し続けること

4.まとめ

 

 

1.知識としてではなく体験することの大切さ

 

まず、スピーチが始まる前に

西野亮廣さんの紹介映像が流れます。

「現代の革命家」とまで書かれた

派手な紹介映像を見て、

西野さんはこう思います。

 

「これだけ派手な映像なら僕も大スターが登場したかのように登場しよう。」

 

そして紹介映像が終わり西野さんが登場します。

堂々と胸を張って片手をあげて、

まるで大スターが来たかのように。

 

しかし、会場からはパラパラの拍手が返ってきます。

 

それに対して西野さんはこう言います。

 

「この卒業式はあと10分15分で終わります。

そのパラパラな拍手でしれ~っと終わっても

僕はいいです。僕は。

でも皆さんには2つの選択肢があります。

パラパラな拍手で始まってしれ~っと終わるのか、

ものすごい大歓声とスタンディングオーベーションで始まってビシッと終わるのか、

皆さんには2つの選択肢があります。

ではもう一度登場をやり直します。」

 

そういって西野さんは舞台袖に帰っていきます。

 

そして、派手な紹介映像がもう一度流れます。

 

紹介映像が終わり、西野さんが堂々と胸を張って

片手をあげてまるで大スターが来たかのように

登場します。

 

すると、会場はスタンディングオーベーションで

大歓声と拍手で包まれます。

 

西野さんはこう言いました。

 

「未来を変えることはできないけど

過去を変えることは出来る。

あなたたちは過去を変えた」と。

 

 

僕がこの場面で学んだことは、

体験することが大事

だということです。

西野さんは登場をやり直さなくても

言葉で同じことを伝えることが出来たはずです。

しかし、知識として知っているだけでは意味がない。

そう思って生徒に実体験として

体験させたのではないかと思っています。

 

僕自身も事業のメンターから

何かを教えてもらったなら、知ったなら、思ったなら、

 

『まずやってみる』

 

やってから考える。と教えていただきました。

つまり、体験をしろ。ということです。

今でもその教えを愚直に守っています。

 

今回西野さんは冒頭で

「皆様には2つの選択肢がある」と言って、

最初起きたパラパラな拍手とは別の、

スタンディングオーベーションと大歓声で迎える

という選択肢があることを学生たちに教えました。

そして、1回目とは違った選択をさせ、学生たちに

『過去を変えた』という体験と、

『まずやってみる』という体験

2つの体験をさせています。

 

そして、実際に過去を変える体験をした生徒たちに

次のような話をします。

 

 

2.未来は変えられないが、過去は変えることが出来る

 

「相方梶原の悪口を言います。」

 

そう言って、あれがだめだこれがダメだと話します。

 

次に、「NON STYLEの石田と仲がいいから

あいつの悪口も言うわ」

 

と言って、

NON STYLE石田さんの悪口を話していきます。

 そうして一通り悪口を話したのちにこう話します。

 

「僕たちは、未来を変えることは出来ない。

でも、過去を変えることは出来る。

相方がアホだった話とか、

友達と恥をかいた話とか、

今この場所でネタとして話すことで

輝きを増すんだ。

だから相方がアホで良かったと思えるし、

石田君がドジしてよかったと思える。」

 

と。

 

 

僕がこの話を聞いて学んだことは、

 

どれだけネガティブな出来事も、

過去になったものは

今の自分次第で

ポジティブな過去になる。

 

ということです。

 

僕のメンターがよく「過去は生ごみだ」と言って

こんな話をします。

 

「今までどうやって生きてきたとか、

何をしてたとかはどうでもいい。

将来どうなりたいのか、

そのために今何をしているかが大事なんだ。」

 

僕自身この言葉に何度も救われてきました。

西野さんもこれから社会に出ていく学生に

同じことを伝えたかったのではないかと

僕は思います。

 

 

3.恐れず挑戦し続けること

 

「これから皆さん社会に出ていくわけでしょ、

きっと最高のパートナーに出会えることも、

最高の仲間に出会えることもあるし、

最高の景色を見ることだってあると思います。

一方で、涙する夜もあるし、

挫折もするし傷も背負うし、

謂れのないバッシングを受けることもある。

挑戦にはそういったネガティブな結果がつきものだ。

 

でも大丈夫。

その結果は間もなく過去になる。

そして僕たちは

過去を変えることが可能である。

 

だから失敗を恐れずに挑戦し続けてください。」

 

 

西野さんはこの短い時間に、

『あなたには過去を変える力がある』という教え

『過去を変えた』という体験を学生に与え、

そのことを踏まえたうえで最後に

『人生に失敗なんてない。

失敗を恐れずに挑戦し続けてください』

と伝えています。

 

この一連の流れはすごく大事なことで、

例えば、講演会などに参加してスピーカーの方が

良い話をしたとします。

その日は何ページもメモをして

やる気に満ち溢れました。

しかしどうでしょう。

1週間後の僕は講演を聞く前の僕と

何も変わっていませんでした。

 

そうです。

 

人はただ聞いただけ、知っただけでは

なかなか行動に移すことが出来ないのです。

 

しかし行動に移さなければ

未来が変わらないことも事実です。

だから西野さんは、まず知識として与え

次に行動に移し体験させてから、一番伝えたかった、

『人生に失敗なんてない。

失敗を恐れずに挑戦し続けてください』

というメッセージを伝えたのだと思います。

 

 

4.まとめ

 

さて、いかがでしたでしょうか?

今回は、平成31年近畿大学卒業式にて行われた

西野亮廣さんのスピーチから得た学びを、

3つのPOINTとにしてシェアさせていただきました。

 

●POINT

1.知識としてではなく体験することの大切さ

2.未来は変えられないが、過去は変えることが出来る

3.恐れず挑戦し続けること

 

1.2は過去を生きてきた

『今のあなた』に届けたいメッセージ。

3はこれからの未来を作る

『今のあなた』に届けたいメッセージ。

 

僕自身、今回学んだことを

これからの行動に落とし込んでいこうと思います。

 

 

今回ポイントとしてまとめる際に、

西野さんの言葉を

省略させていただいた部分もございます。

是非一度ご本人のスピーチを見て、

梶原さんの面白い話や、

石田さんのドジした話を含めて

フルバージョンで聞いていただきたいと思いますので、

記事の最後にYouTubeのURLを貼っておきます。

 

今後も著名人のスピーチを通して、

僕の考えや学びをシェアできればと思いますので、

よろしくお願いします。

 

 

・平成30年度近畿大学卒業式「西野亮廣」スピーチ

 https://www.youtube.com/watch?v=dJT_L6d_fU8

 

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・参考:西野亮廣アメーバブログ

https://ameblo.jp/nishino-akihiro/