こんにちは、牧野肇です。
以前にも書きましたが、仕事柄、仕事の悩みや転職などの相談を受けることがあります。
就職してしまえばあとは何とかなる、という時代ではなくなってきているため、将来について考える人はかなり増えてきている感覚があります。
それに付随して、こんな記事がありました。
ちょっと長いのでまとめてみます。
- 転職市場は空前の「売り手市場」。人手不足で倒産するケースもある。
- 20代の若者は組織が一生守ってくれると思っていないので、「下積みだから」と低い給料で他の職場で応用が利かない仕事ばかりしていると、自分の市場性が下がるのですぐに辞めようとする。
- 「定年レス」で生涯スキルアップをしていく必要があると認識しているので、残業でスキルアップをするための時間が取れないのはリスクだと考えている。
「今の20代は、小・中学生の頃からキャリア教育を受けて、どんな職業に就くのか。どんなキャリア形成をしたらいいのか、ずっと問われてきている。かなり真面目に考えている人が多いです。彼らは、いわばハイメンテナンス人材。しっかりとしたフィードバックを必要とする世代なのです。仕事の上で、日々きちんとしたフィードバックをしていかないと(会社を)離職してしまうリスクが高まるでしょう」
背中を見て覚えろではなく、きちんと時間をとってケアする時間が必要だが、残業続きの職場では、それが叶わない。
20代の若者の意識は変わってきており、市場の後押しもあって転職するのに抵抗を感じない人も多いようです。
実際に相談を受けていても、この記事にもあるとおり、仕事を頑張っている優秀な若い人ほど、すでに会社組織に依存せずに、自分の力で生きていこう考えている人が多い印象があります。
ただ、相談を受ける中でいつも気になるのは、みんなスキルや資格を取得して「誰かに雇ってもらう」という選択肢しか持っていないということです。
確かにそれは一つの選択肢だと思います。
でも、その先に本当に自分が求めている将来が待っているのかイメージする必要はあります。
会社員としてキャリアアップを続けていった先に、なりたい自分像を描けますか?
もし、なかなか想像できないのだとしたら、自分の先輩や上司を見てみてください。
恐らく、それが5年10年先のあなたの姿だと思います。
誤解しないでいただきたいのは、会社員がダメだと言いたいわけではありません。
ちゃんとその先どうなるのか考えて選択をしたほうがいいんじゃないかと提案をしてるだけです。
分かった上で選ぶなら、何も言うことはありません。
ただ、もし自分が本当にどうなりたいのか考えて、今の延長線上に理想の自分がいないと思ったなら、別の方法を模索する必要があると思います。
僕は幸いにも、人との出会いを通して、将来について考えて、今の延長線上に欲しい結果がなさそうだと気付き事業家として頑張れる機会が得られました。
そうして自分の名前で仕事をするようになって思うのは、もっと魅力を付ける必要があるということです。
自分の名前が看板になる日
どんな事業も集客は絶対に必要です。
そして集客の基本は「人を集める」ではなく「人が集まる」状態にすることです。 自分が魅力的なら、人は自然と集まってくるようになります。
そして人が集まればそこに仕事の種は必ず生まれるので、それをどうお金にしていくか仕組みを考えることもできるようになります。
だからこそ、まずは自分自身を磨いていく「自己ブランディング化」が重要になってきます。
この「自己ブランディング化」は、どんな働き方をしていくにしても今後必要になってくると思います。
ぜひ、どうすればより魅力的な自分になれるのか考えてみてください。